エクセレントパートナー研修会を開催しました!

 

大阪府よろず支援拠点コーディネーターの水谷です。

2019年6月17日(月)マイドームおおさかでエクセレントパートナー研修会を開催しました。

 

店舗商売繁盛の三要素

 

エクセレントパートナー研修とは
大阪府よろず支援拠点の複雑・多岐にわたる相談案件への対応を支援機関の方に理解して頂くとともに、顔の見える良きパートナーになっていただくための研修です。支援機関と大阪府よろず支援拠点のコーディネータ陣が連携し、中小企業の課題解決をはかり大阪の中小企業を元気にしていく取り組みです。参加者の幅広い人脈構築と他支援機関と連携することで、伴走型支援者としてのスキルアップを目指します。第一回目は金融機関7行から28名の行員の方に参加いただきました。

 

 

ケーススタディ研修
大阪府よろず支援拠点・北口チーフコーディネーターによる大阪府よろず支援拠点の活動状況の報告の後、中小企業基盤機構・よろず支援拠点全国本部の塩田統括マネージャーによるケーススタディです。

 

3名を1班とし全部で9班を編成し、社長役、専門家役(2名)に分かれて相談のロールプレイを行います。大阪府よろず支援拠点から9人のコーディネータが各班のロールプレイに参加します。ケーススタディの企業は実在する企業で、それぞれのケーススタディの後、塩田統括マネージャーから実際の企業紹介がありました。

 

ケース1:学習塾を創業する

 

もともと理科の教員をしていた女性。子供も成長したので自宅の2階6畳を改装して教室にする創業相談。しかも朝7時に開始する朝塾です。

 

 

ケース2:桝の販路拡大
酒器である桝の新しい販路開拓相談。正月の祝賀会や節分の豆まきなどで桝が活用されますが需要が減少していることもあり新しい売上増の相談です。

 

 

各ケースが終わったあと、専門家役に対して社長役や大阪府よろず支援拠点のコーディネータからフィードバックを行いました。

 

参加者からの感想
・経営者との相談で中小企業施策などを含め、いろいろな引き出しを持つことに気づいた
・経営者の想いを引き出すことがとても大切なことが学べた
・他の金融機関の方と交流ができ、とても有意義だった
・社長役を体験するとアドバイスの内容以外に専門家役の目の動きや立ち居振る舞い、しゃべり方を見ていることに気がつけた

 

 

コーディネーター:水谷 哲也