[1月27日発行号]


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◆大阪府よろず支援拠点からのお知らせ
ポータルサイト「サポコネ」からのピックアップ
≪大阪厚生信用金庫 融資部≫

◆最新施策・セミナー情報&トピックス
(1)中小企業経営セミナー ~今、改めて事業承継を考える~ 2/18(火)
(2)【BtoB編】海外ネット通販(越境EC)セミナー 茨木市 2/19(水)
(3)パリのショールームに出展するクールジャパン商品を募集します! 2/7まで

◆コラム
「資金借り入れの要諦」 コーディネーター 橋本 祐樹

 

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◆大阪府よろず支援拠点からのお知らせ

・ポータルサイト「サポコネ」≪大阪厚生信用金庫 融資部≫
https://sapokone.mydome.jp/

約80機関の情報を登録している「サポコネ」のなかから
【大阪厚生信用金庫 融資部】を紹介します。

当庫が開設したポータルサイトである「元気!!こうせいビジネスタウン」の
機能(ビジネスマッチング情報の登録・インターネット上への発信・最新の
ビジネス情報の定期的な入手等)の活用やお取引先企業によるビジネスマッチング会の
開催等を重点推進項目として、地域金融機関としての役割を果たすべく、
中小企業融資に積極的に取り組んでいます。

↓詳しくは下記をご参照ください。
https://sapokone.mydome.jp/organizations/716/

 

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◆最新施策・セミナー情報&トピックス

(1)中小企業経営セミナー ~今、改めて事業承継を考える~ 2/18(火)

近年、後継者不在を理由として、廃業を考えておられる経営者が多いと
中小企業白書では指摘しております。
そこで、このたび、『廃業しないために、まだ時間があるうちに、
改めて事業承継を考える』をテーマとしたセミナーを開催いたします。
企業経営の方向性を考える貴重な機会となりますので、是非ともご聴講をお待ちしております。

日 時:2月18日(火) 14:30~16:30(14:00開場)
場 所:大阪産業創造館 4F イベントホール (大阪市中央区本町1-4-5)
参加費:無料(定員100名)
申込締切:2020年2月10日(月)
内 容:
第一部  「事業承継問題の現状 廃業に至った事例」

    三井住友銀行 プライベート・アドバイザリー部 部長 工藤 謙治 氏 
第二部 「プロが教える隣の事業承継」

    事業承継デザイナー 司法書士 奥村 聡 氏

後継者不在や財務悪化など「存続の危機」にある700社以上の中小企業をこれまで支援。
会社の残し方を熟知し、分社手法や法的ツールを駆使した作戦立案が得意。
2019年10月放映のNHKスペシャル「大廃業時代~会社を看取(みと)るおくりびと~」で
支援活動が紹介されました。

第三部  「事業引継ぎ支援センターの活用事例」 大阪府事業引継ぎ支援センター 統括責任者 上宮 克己 氏 

↓詳しくは下記をご参照ください。
https://www.mydome.jp/form/add/199

(2)【BtoB編】海外ネット通販(越境EC)セミナー 茨木市 2/19(水)

海外向けネット通販(越境EC)に興味のある方や、始められたばかりの方、
海外販路開拓の効果的な方法をお探しの方に、ジェイグラブ株式会社、
ストライプジャパン株式会社から講師をお招きし、越境ECに関する基礎知識や
海外への通販の展開方法・事例などをレクチャーしていただきます。

日 時:2020年2月19日(水曜)14時00分~17時00分
場 所:茨木市立男女共生センターローズWAM404・405号室(大阪府茨木市元町4番7号)
参加費:無料
内 容:
第一部「失敗事例から知る越境ECの基礎知識と成功のみちしるべ」

    講師:ジェイグラブ株式会社 横川 広幸 氏
第二部「越境ECの決済について知っておくべきこと」

    講師:ストライプジャパン株式会社 種子田 寛子 氏
定 員:30名(先着順)
申込締切:2020年2月18日(火)

↓詳しくは下記をご参照ください。
https://www.city.ibaraki.osaka.jp/kikou/sangyo/shoukou/event/38630.html

(3)パリのショールームに出展するクールジャパン商品を募集します! 2/7まで
 ~「Challenge Local Cool Japan in Paris」事業 第4弾 ~

近畿経済産業局は、パリのショールーム「maison wa」を運営するSAS ENISと連携し、
全国のクールジャパン商品(注)の常設展示及びテストマーケティングを支援する
「Challenge Local Cool Japan in Paris」事業を実施しています。
このたび昨年末までの募集に加えて、パリのショールームに出展する商品を
2020年2月7日まで追加で募集します。
昨年末の応募締切に間に合わなかった方をはじめ、広く皆さまのご応募をお待ちしております。

■「Challenge Local Cool Japan in Paris」の事業概要
○展示期間:原則1年間(2020年4月~2021年3月)
○参加コース及びテストマーケティングの内容
(1)基本コース
現地スタッフ、商品購入者に加えて、ショールーム来店者のコメントを幅広く取得し、
本格的にテストマーケティングに取り組みたい方向けの内容
(2)お試しコース
現地スタッフ、商品購入者のコメントを取得し、まずはパリで商品を販売してみたい方向けの内容
※コースにより毎月、テストマーケティングで得られる情報が異なります。
○基本参加費用
・事業参加費(税抜) 5万円/月(基本コース)、3万円/月(お試しコース)※1年間出展時 
・商品輸出入関連費(実費)
○主な現地サービス内容:
 ・商品常設展示、輸送関連手続き、言語面及び営業面サポート 
 ・事業開始前に選択したコースに応じて、現地からのレポートを毎月提供
○応募締切:2020年2月7日(金)

↓詳しくは下記をご参照ください。
http://www.kansai.meti.go.jp/3-2sashitsu/CCkansai/france/challenge4/boshu.html

 

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◆コラム 「資金借り入れの要諦」
            コーディネーター 橋本 祐樹

 パナソニックの創業者、いわずと知れた松下幸之助氏によれば、経営者と
して銀行から資金を借りるには、それなりの正しい借り方があるそうです。

今回は、松下幸之助氏が自らの体験に即して紹介された話をお伝えします。


 事業の拡張には資金が必要になるが、利益のみで用意するのは難しく、ど
うしても借入金を増やすことで事業が進んでいく。ところが、年々借入金を
増やしているが、ただの一回も断られたことがない。銀行に赴いて融資を申
し込むと、必ず銀行は「よろしい」と言って要求通りに貸してくれる。

 銀行というものは、信用の範囲を出しては貸さない。中には特異な銀行が
あるだろうが、普通、堅実な銀行は、その人に貸す信用の範囲をちゃんと判
定している。

 その銀行の信用の範囲のうちであれば、喜んで貸してくれる。それはお得
意として貸してくれる。しかしその信用の範囲をちょっと出ると、お得意と
か、大事な取引先という考えが無くなり危険な相手となってしまう。

これは非常に大事なところだと私は思う。

 それで絶えず自分の信用というものは、今どの程度にあるかの自己判定が
必要だと思う。自分は今、今度こういう仕事がしたい、そのために必要な金
を借りる信用の範囲は、自分にはどのぐらい与えられているかということを
自己判断できなければダメだと私は思う。

 当たって砕けろという言葉もあるので、信用あるかわからないが、当たっ
てみようという人もいる。幸いにして貸してくれた、やっぱり当たってみて
よかったな、貸してくれた。こういうことがあったとしても、それは銀行が
ちゃんとその人の信用をみた上での判断である。その人は当たって砕けよう
と当たったけれども、銀行は、言ってきたことは十分に信用の範囲だから貸
してあげたらいいと、喜んで貸してくれる。お得意として扱ってくれる。

 私は、そういう点を自分ながらに考えて融資交渉に臨んだ。銀行は元来そ
ういうものである。だから、今まで大事なお得意として扱ってもらっている
状態から、危険な相手となるのは至極簡単であり、信用の線を越した要求を
すれば、必ず危険な相手と思われることになる。

 今まで大事なお得意として手を握られていたのが、危険な相手として警戒
されることになる。だから、この線を見誤ってはならない。私は自分でいつ
もそう考えていた。自分はこの金額はいいだろうと思う線の範囲を持って、
融資を申し込みにいく。

 そうすると、銀行は喜んで「いや、松下さん大変結構です。それぐらいの
程度でしたら十分でございますから」と言ってくれるから、ただの一回も私
は借金を断られたことがない。これが非常に大事だと思う。


 いかがでしたか?皆さんは、銀行からみた自社の信用はどの程度のものか
きちんと評価できていますか?主体性をもった資金繰りのスタートラインは
ここから始まります。資金的に余裕のあるときに確認しておきたいですね。

 もしも不安に感じられたなら、是非大阪府よろず支援拠点までご相談にお
越しください。お待ちしております。