[7月10日発行号]


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◆大阪府よろず支援拠点からのお知らせ
ポータルサイト「サポコネ」からのピックアップ
≪島本町≫

◆最新施策・セミナー情報&トピックス
(1)新型コロナウイルス感染症で影響を受ける事業者の皆様へ
(2)商社マッチングin大阪 8/25(火)、26(水)ジェトロ大阪本部

◆コラム
 「事業承継の成否はファミリービジネスアドバイザーの選定で決まる!」 コーディネーター 末松 大幸

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◆大阪府よろず支援拠点からのお知らせ

  ・ポータルサイト「サポコネ」≪島本町≫
  https://sapokone.mydome.jp/

  約80機関の情報を登録している「サポコネ」のなかから【島本町】を紹介します。

  ワンストップ相談窓口を設置しており、創業の支援施策や支援機関の紹介を行います。
  また、経営・財務・人材育成・販路開拓の知識を習得できる特定創業支援事業の紹介も行い、
  本町の特定創業支援事業を受けた方には証明書の発行を行います。

  ↓詳しくは下記をご参照ください。
  https://sapokone.mydome.jp/organizations/420/

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◆最新施策・セミナー情報&トピックス

(1)新型コロナウイルス感染症で影響を受ける事業者の皆様へ

  大阪府よろず支援拠点では持続化給付金、雇用調整助成金など
    特に多いお問合せについてホームページに掲載しました。
  ぜひご覧ください。
  https://www.yorozu-osaka.jp/covid-19/


(2)商社マッチングin大阪 8/25(火)、26(水)ジェトロ大阪本部

  農林水産物・食品、飲料・アルコール全般を取り扱う事業者の方々を対象に、
  国内商社との商談会を開催します。
  将来的に輸出を検討している方、新規取引先を探している方は、
  是非、この商談会をご利用ください。

  日時:8/25(火)、26(水)10:00~17:00
  場所:ジェトロ大阪本部
  https://www.osaka.cci.or.jp/event/seminar/202006/D11200825027.html

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◆コラム「事業承継の成否はファミリービジネスアドバイザーの選定で決まる!」                               

      コーディネーター 末松 大幸

よろず支援拠点・コーディネーターの末松大幸です。
事業承継コーチ・ファミリービジネスアドバイザーとして事業承継に関与した10年余りの体験から
私なりの考えを持つに至りましたので、今日はそれを述べることにいたします。
日本の中小企業の97%が同族企業といわれていますが、多くの企業では世代交代がすすんでいません。
タイトルにもありますように、今日は「事業承継の成否は、アドバイザーの選定で決まります」という
お話をいたします。

●事業承継を旅行にたとえると
先に結論からいいます。例えていえばファミリービジネスアドバイザーは旅行の添乗員のような存在です。
そしてこの事業承継旅行は添乗員の腕次第であると言えます。
ごく一般的なストーリーとしては、飛行機のなかで人間関係のトラブルがおきます。
ほとんどのファミリーでは相続が争続になってきます。
旅行の添乗員が旅先で現地ドライバーやガイドを手配するように、
アドバイザーが必要なときだけ寄港地で問題を解決に導く専門家を乗せてはおろしゴールに向かっていくのです。

●事業承継旅行の添乗員は、どんな人が最適なのでしょうか?
私が考える添乗員を選ぶ条件は3つ。
(1)人間力がある人です。
 人の立場で考えられる人、多角的に物事を考えられる人です。
 ひとは理屈ではなく感情で動く動物といわれているとおり、人そのものです。
(2)ファミリービジネスの経営者出身であること。
 これは私の個人的な意見ですが、経営者出身というのは、ファミリービジネスのことや
 経営者の気持ちを一番に理解できる存在であるからです。
 問題がおきたときこそ、ファミリービジネスアドバイザーの要請のもとに、
 それぞれの専門家のアドバイスを受けるのが最適です。
 「事業承継」という道のりの中には、税務や法務など専門的な知識が必要な場面が必ず数多く出てきます
 そういうここぞという時に、弁護士や税理士の専門家の先生方はとても頼りになる強い味方です
(3)コーチング力をもった人
 傾聴力・質問力・承認力・フィードバック力・ファシリテーター力が必要です。

●旅行参加者の心得は2つ。
(1)当事者それぞれが直接1対1の契約をしない!
 ありがちなのですが兄弟姉妹の争続の場合、例えば兄の弁護士、妹の弁護士が裁判で争う。
 これで解決できるでしょうか、私はうまくいった事例を見たことがありません。
 弁護士や税理士に入ってもらいたいときは、事業承継の当事者がそれぞれに契約するのでなく
 ファミリー全体として契約するといった視点が重要です。
(2)ファミリーとのつきあいは一生もの
 ファミリーのなかで争続になって争うときは人生のなかで、ある一定期間だけです。
 しかしファミリーとのつきあいは一生続きます。長期で物事を考えてください。

よろず支援拠点では事業承継や後継者の人材育成、次世代の組織のつくり方などについて、
無料でご相談をお受けしております。ご相談は早ければ早いほど良く、打つ手が数多くあるからです。
お気軽にご連絡ください。来訪による相談、オンライン(WEB)相談、電話相談も可能です。
下記HPから申し込みをお願いいたします。

よろず支援拠点 https://www.yorozu-osaka.jp/