[8月25日発行号]


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◆大阪府よろず支援拠点からのお知らせ
ポータルサイト「サポコネ」からのピックアップ
≪NPO法人東大阪地域活性化支援機構≫

◆最新施策・セミナー情報&トピックス
(1)新型コロナウイルス感染症で影響を受ける事業者の皆様へ
(2)大阪府受動喫煙防止対策補助金を募集しています!
(3)医療機器・ヘルスケア・介護機器マッチング商談会 9/17(木)
(4)大阪府事業承継ネットワークは事業承継を全力で応援します

◆コラム
 「~テレワーク導入、考えてみませんか?~」 コーディネーター 中辻 一浩 

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◆大阪府よろず支援拠点からのお知らせ

  ・ポータルサイト「サポコネ」≪NPO法人東大阪地域活性化支援機構≫
  https://sapokone.mydome.jp/

  約80機関の情報を登録している「サポコネ」のなかから【NPO法人東大阪地域活性化支援機構】を紹介します。

  中小企業の経営者が地域支援のために集まり、行う事業団体で東大阪市のモノづくり
  の歴史と技術伝承のための支援活動を行っています。創業者が集い、起業家を生み出す
  土壌を作り出したいと考え、活動しています。

  ↓詳しくは下記をご参照ください。
  https://sapokone.mydome.jp/organizations/151/

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◆最新施策・セミナー情報&トピックス

(1)新型コロナウイルス感染症で影響を受ける事業者の皆様へ

  大阪府よろず支援拠点では持続化給付金、雇用調整助成金など特に多いお問合せについて
  ホームページに掲載しました。ぜひご覧ください。
  https://www.yorozu-osaka.jp/covid-19/

(2)令和2年度 大阪府受動喫煙防止対策補助金を募集しています!

  ご存知ですか?健康増進法が改正され、2020年4月から飲食店は「原則屋内禁煙」です。
  屋内でたばこを吸う場合は、専用の喫煙室の設置が必要です。
  大阪府では、喫煙室の設置を検討されている〔飲食店事業者〕への補助制度があります。

  〇補助対象者・・・以下の3つの要件全てに該当する〔飲食店事業者〕が申請可能です。
     1.大阪府内で令和2年4月1日以前から継続して営業をしている飲食店である
     2.個人経営または中小企業経営(資本金等5,000万円以下)である
     3.喫煙室を設置する飲食店の客席面積が30㎡を超え、100㎡以下である

  ※ただし、本補助金を申請するには、事前に国の助成制度の交付決定を受ける必要があります。

   <国の助成金相談窓口>
     雇用者がいる中小企業等・・・「受動喫煙防止対策助成金」 【申請先:大阪労働局】
     雇用者がいない飲食店等・・・「生衛業受動喫煙防止対策事業助成金」
                    【申請先:(公財)大阪府生活衛生営業指導センター】

  〇補助対象経費
     1.飲食店内での「喫煙専用室」の設置・改修
     2.飲食店内での「加熱式たばこ専用喫煙室」の設置・改修
     3.飲食店敷地内での「閉鎖型の屋外喫煙場所」の設置・改修
     上記1~3にかかる経費のうち、工費、設備費、備品費、機械装置費 など

  〇補助額・・・最大、工事費用総額(費用上限 300万円)の3/4にあたる額が補助されます。

  ※詳しくは下記にお問い合わせください。
   【大阪府受動喫煙防止対策補助金相談窓口】
    〒541-0053 大阪市中央区本町1-4-5 大阪産業創造館2階
          (公財)大阪産業局 よろず支援拠点内 電話 06-6266-1977(平日9:00-17:30)

(3)医療機器・ヘルスケア・介護機器マッチング商談会 9/17(木)

  今回、医療機器製造・販売に関わる企業170社が所属する、一般社団法人 大阪医療機器協会と
  ともに、新しい医療・ヘルスケア・介護機器や技術、そして感染症対策製品の販路開拓へとつなげる
  展示商談会を開催します。
  それらの分野への応用可能なものづくり技術を持つ企業が一堂に出展し、自社の製品や技術を紹介します。

  新たな取扱い商材をお探しの方、開発パートナー・技術をお探しの方は、ぜひご来場ください。

  日時:9月17日(木) 10:30-17:30 ※完全事前申込制
  場所:大阪産業創造館 3F・4F
  参加費:無料 
  ※ユーザー登録1件につき1名様しか参加できません。お連れ様は別途ユーザー登録と申込が必要です。

  9月17日(木)<第一部>10:30-12:30(最終入場受付12:00)
           <第二部>13:00-15:00(最終入場受付14:30)
           <第三部>15:30-17:30(最終入場受付17:00)

       https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=30903

(4)大阪府事業承継ネットワークは事業承継を全力で応援します! 
     ~ 10年後もきっと、輝いている ~

   事業の引き継ぎはまだ早い・・・日々の仕事が忙しく後回しにされていませんか。
  後継者の育成も考えると、事業の引き継ぎには5年、10年かかるといわれています。
   公益財団法人大阪産業局では、大阪府と連携して商工会・商工会議所、
  大阪府中小企業団体中央会、金融機関、専門家など、地域の支援機関による
  ネットワーク「大阪府事業承継ネットワーク」を立ち上げて事業の承継に悩む
  経営者の皆さまのお役に立つよう、オール大阪で連携して支援しています。
   事業承継対策を検討するのに早すぎることはありません。
   今すぐ、事業承継対策を一緒に考えましょう!
   また、今年度より事業承継時の経営者保証解除に向けた支援もスタートしました。
   詳細は、下記へお問い合わせ及びご相談ください。

  [お問い合わせ及びご相談]
   大阪府事業承継ネットワーク(事務局:公益財団法人大阪産業局)  
   〒541-0053 大阪市中央区本町1-4-5 大阪産業創造館2階
       TEL:06-4708-7027 FAX:06-6261-5290 E-mail:syoukei@mydome.jp
     https://www.mydome.jp/syoukei/

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◆コラム「~テレワーク導入、考えてみませんか?~」                               

      コーディネーター 中辻 一浩

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で注目を集めたテレワーク、皆様は導入されていますでしょうか?
 現在はほぼ通常の体制になっていますが、よろず支援拠点でも、緊急事態宣言中に対面相談を中止していた
こともありテレワークを導入しました。
 テレワークを行う場所は自宅というイメージが強いですが、テレワークのテレは「離れた」という意味なので、
サテライトオフィスやカフェなどもテレワークの場所になり得ます。観光や出張が激減し厳しい状況のホテル業界もテレワークプランを発売し、テレワークの場所としてホテルを提案しています。

 私もテレワークを経験しました。自宅のほか、ホテルや出張先などでもやってみました。
 そこで一番感じたことは、場所の壁がないというのは生産性向上につなげやすい、今まで思いつかなかったことに気付けるという点です。移動の時間がないのでタスクをこなす時間が多く取れる。大阪にいながら福井の事業者さんの相談を受けることも出来る。あと、出勤時間がないので家事の時間も確保できたのはすごく嬉しかったです!

 私の知っている会社は、営業職員が通常なら取引先を1日4件回るのが精一杯だったけど今は出勤時間や移動時間がないので6件回っているとのことでした。
 また、大阪中心部のオフィスを解約し完全テレワークに移行して固定費を削減し、その分社員の待遇改善にあてた事業所もあります。

 もちろん、いいところばかりではありません。従業員の管理は?コミュニケーションはどうする?など課題もあります。
すべての事業所が導入するのも難しいでしょう。しかし、感染拡大防止という観点以外に、テレワークは前述の生産性向上に加えて人材確保、従業員の満足度向上、災害などの非常時の事業継続などの効果が見込めます。
 コロナ禍の中ではやらざるを得なかったテレワーク、今度は前向きに目的をもって効果を得られるかを検討されてはいかがでしょうか。補助金など支援策も充実している今が導入のチャンスかもしれません。

 よろず支援拠点では、コーディネーターが事業者の皆さんに少人数制・1.5~2時間程度で経営改善に役立つエッセンスをお伝えするセミナー、「ミニよろず塾」を開催しています。
 私は今年度「テレワークの導入」を取り上げます。導入のための基礎的な知識などについて解説することにしています。
 せっかくなのでテレワーク中にオンラインでやってみようかなとも考えています。
 少しでもテレワークに興味を持たれたなら、ぜひミニよろず塾に参加してみてくださいね。